関西近世考古学研究会第18回研究大会


  関西近世考古学研究会第18回研究大会(2006)  終了しました。ご参加ありがとうございました。

     テーマ:「考古学から見た安土・桃山の茶の湯文化」

16世紀第3四半期から17世紀第1四半期の遺跡では、茶の湯関係品が出土することが多い。従来の研究では、茶碗の研究に重点が置かれていた。茶会記に見られるような茶道具類(茶入、建水、水指、花入、茶杓、蓋置、棗)と会席料理器と香道具との組み合わせ、茶臼、茶釜、炉壇、土風呂、茶室、書院遺構や茶の湯を行った人々の屋敷地構造、茶室、書院から大茶人以外の「町人の茶の湯」文化を考えたい。

     日程:2006年12月2日(土)13:30から17:00
         2006年12月3日(日)10:00から15:30

     会場:羽衣国際大学 1401教室
        大阪府堺市浜寺南町1−89−1 電話0722(65)7000
        南海本線羽衣駅(急行電車停車駅)下車東へ徒歩10分
        駐車場もあります。   

     資料代:3,000円(参加費、大会資料、研究紀要合冊費含。)

     *注意!:懇親会は、開催いたしませんのでご了承下さい。

     施設案内

     図書交換会:当日直接会場へご持参下さい。事前搬入等は森村までご連絡下さい。
     (携帯:090-8884-3597、FAX:0725-43-4553)

     申込:不要   

         プログラム
     12月2日(土)
     12:30 受付 
     13:30 開始
       1、江浦 洋 「茶筅・野点傘出土に見る大坂城下町の茶の湯」
       2、永田信一 「京における茶の湯の大成」
          休憩:30分
       3、稲垣正宏 「近江における茶の湯の変化」
       4、佐藤 隆 「大坂城下町における茶の湯文化」
       5、川崎雅史 「最近の発掘調査報告・和歌山城下町発掘」

     12月3日(日)
     9:30 受付
     10:00 開始
       6、伊藤 晃 「備前焼窯跡製品に見られる茶陶群」
       7、長佐古真也 「17世紀第1・2四半期における江戸の茶の湯」
       8、中田健一 「島根・石見銀山に伝播した茶の湯」

     12:00 昼食
     13:00  9.記念講演  岡 佳子氏(大手前大学)「軟質施軸陶器・楽焼・京焼にみる茶の湯文化」

     14:10  10.討論
     15:30 閉会挨拶



       −紙上研究報告−
       1、辻本宗久「奈良・宇陀松山城跡の茶の湯道具」
       2、岡田章一「兵庫県出土の茶筅と茶陶」
       3、加藤真司「美濃窯跡出土の会席料理器について」
       4、坪根伸也「大友府内の茶の湯論」
       5、庄田知充「金沢城下町の日本海茶の湯文化」
       6、鈴木正貴「清洲城下町・名古屋城下町の茶の湯論」
       7、高桑 登「山形における茶の湯文化」
       8、重見高博「徳島・勝瑞城跡の茶の湯」
       9、西尾克己「中国地方の日本海・瀬戸内海交易路にみる志野・織部・軟質施軸陶器」
       10、森 恒裕「姫路城跡の茶の湯文化」
       −投稿論文−
       深貝佳世「名古屋城石垣石材産地考−愛知県猿投山域花崗岩地帯を中心として−」


[ 研究大会へ ] [ 関西近世考古学研究会第18回大会(2006) ]
        
HOME

関西近世考古学研究会

Copyright(C) 1989-2009 KANKINKEN
inserted by FC2 system